新型コロナウイルスなどの感染症の流行を避けるために、中国の政府は今週野生動物の取引と消費を禁止すると宣言した。

「野生動物の市場は、不衛生で大変混んでいるところ。生きた動物は狭い檻に入っていて、買ったらその場で殺される。公衆の健康と安全にとって大きな危険性があるし、動物愛護の目線から見ると悪夢みたいなところだ。」

と世界最大級の動物福祉団体 Humane Societyの社長が説明している。

中国の動物市場では、生きた猫、犬、亀、蛇、ネズミなどの動物が販売されており、ネットで広まっているメニューの写真によると武漢の市場は猿、狐、狼の赤ちゃんなどの野生動物の取引も多かったらしいだ。

中国の政府は昔から野生動物の市場への反対を「海外からの押し付け」として無視してきたが、コロナウイルスの影響で経済が悪化し国民の健康も危険なので即時全面禁止を決めた。

孔雀、ジャコウネコ、ヤマアラシなどを販売している野生動物の飼養場は、もう二万ヶ所も政府に閉鎖されている。

北京大学が行なった調査によると、中国人の97%は野生動物の消費に強く反対しているそうで、コロナウイルスが流行したら中国のSNSが野生動物の市場を廃止しない政府に対して怒りの投稿が非常に多かったため政府は動かずにいられなかったらしい。